クレーンの災害事例
CR83041
事  例

トラッククレーンが転倒

[原因と対策]
業  種 運送事業 機  種 トラッククレーン
被  災 物損(ジブ及び運転室破損) 現  象 機体、構造部分が折損、倒壊、転倒
 
あらまし この事故は,建設工事の資材置場においてトレーラーで運ばれてきた鉄骨材料を卸すため,トラッククレーン(つり上げ荷重20t)により主柱(ボックス形,0.8m×0.7m×10.4m,重量3.9t)をつり上げて旋回中に起きたものである.
作業は,最初に1本が2.5tの梁を続けて3本卸し,次に主柱を卸す作業にかかったが,クレーン運転士は,その荷を目測により重量約3tと判断し,ジブ角度65度位なら大丈夫とつり上げにかかり,玉掛け合図者の合図により荷を高さ7m(旋回経路に約5m高さの足場があるので)までつり上げた.
次にジブの角度はそのままにして右旋回に入ったところ,つり荷が重くて,思うように旋回できなかったためエンジンの回転数を上げた.すると急に旋回速度が速くなり,危険を感じてジブを起こそうとしたとき,ジブが本体の真横にきていたので運転席が前方に傾き,クレーンが倒れはじめたため,このままでは押しつぶされると思い,運転席から外に飛び出して難をのがれた.と同時にクレーンは横倒しになったが,立入り禁止区域を定めていたため,人的被害はなかった.
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