通 達
より排出ガスの少ない建設機械の使用について
  国総施環第109号
  平成22年10月5日

 昨年,国土交通省から関係団体に対して,建設機械の排出ガス低減に関する通達(平成22年10月5日付け・国総施環第109号)が示されたので掲載します。

より排出ガスの少ない建設機械の使用について

 建設工事の施工に伴って建設機械から排出される排出ガスの低減,及びトンネル坑内作業の環境改善を目的として,平成4年度より排出ガス対策型建設機械の指定を開始するとともに,平成8年度より建設省(現国土交通省)が発注する直轄工事においてその使用を原則化し,排出ガスの少ない建設機械の普及,使用を図ってきたところです。
 排出ガスの基準値として,これまで第1次基準値又はこれよりも優れた排出ガス対策型建設機械を使用の原則としておりましたが,排出ガス対策をさらに進めていくことを目的に,来年度以降,対象機種ごとに順次この基準値を引き上げ,第2次基準値又はこれよりも優れた排出ガス対策型建設機械の使用を原則化することとしております。(詳細は別紙)
 つきましては,来年度以降,対象機種を使用する場合,第2次基準値又はこれよりも優れた排出ガス対策型建設機械の使用に努められるよう,貴会傘下の関係会員に対し,ご指導のほどよろしくお願いします

 

(掲載:『クレーン』第49巻 2号 2011年)

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