玉掛け用ワイヤロープの簡易点検
<<玉掛け用ワイヤロープの点検項目と廃棄基準>>

ワイヤロープ本体部とアイ加工部を、目視で損傷状況をチェックする。
その損傷の状況を損傷写真と比較する。

★どれか一つでも廃棄基準に達していれば、そのロープは廃棄する。
ワイヤロープ本体部
点検項目と代表例 廃棄基準
370101.jpg
断線数が下表のロープは廃棄する。
ワイヤロープ
の構成
1より当りの
可視断線数
6×24 9
6×37 10
6×Fi(25) 5
6×Fi(29) 6
IWRCのものも同様の廃棄基準とする。
370102.jpg 摩耗によって、直径の減少が公称径の5%を超えるもの。
370103.jpg 腐食によって、素線表面にピッチングが生じて、あばた状になったもの。
【参考】 強度低下率
赤錆大:40〜50%
370104.jpg 局部的によりが詰まったり、戻ったりしているもの。
【参考】 強度低下率
キンクの程度により20〜40%の低下を生じる。
370105.jpg (1)著しくうねっているもの。
(2)又は、d/dが4/3以上になったもの。
370106.jpg (1)著しく表面がつぶれたもの。
(2)短径/長径が、2/3以下になったもの。
370107.jpg 著しい鋭角的な曲がりを生じたもの。
370108.jpg 著しいきずを生じたもの。
アイ加工部
点検項目と代表例 廃棄基準
370201.jpg アイの頂点部で、著しく繊維心がはみ出したもの。
370202.jpg (1)アイ部分で、ストランドの緩みがあるもの。
(2)差し終わり部で、ストランドの抜けがあるもの。
370203.jpg 局部止め部で、ロープの抜け出しがあるもの。
370204.jpg (1)スリーブに著しい曲がり、つぶれ、きずがあるもの。
(2)スリーブが摩耗して、元の厚みの2/3以下になったもの。
(3)スリーブにき裂があるもの。
玉掛け用ワイヤロープと台付け用ワイヤロープの相違
玉掛け用ワイヤロープ 台付け用ワイヤロープ
使用目的 370301.gif 370302.gif
安全係数 6以上 4以上
加工による
区分
370303.gif 370304.jpg
370305.jpg
注)半差しとは、ストランドの素線を上層と下層とに分け、上層素線のみを編む方法。
 
 
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