クレーン及び移動式クレーンの災害について(平成27年)
 平成27年に発生したクレーン等による死傷者数(「労働者死傷病報告」による。)は1,681人で、前年と比較して136人の減少となっており、また、死亡者は66人で前年と比較して14人の大幅な増加となった(図1参照)。
図−1 クレーン等による労働災害

 クレーン等による災害の発生状況を業種別にみると、図2のとおり、死傷者数では製造業が684人(40.7%)で最も多く、次いで建設業471人(28.0%)、運輸交通業198人(11.8%)の順となり、死亡者数においては建設業が最も多く30人(45.5%)、ついで製造業20人(30.3%)、陸上貨物運送事業8人(12.1%)、その他の事業7人(10.6%)の順となった。
 機種別にみると、クレーンによるものが死傷者数742人(44.1%)、死亡者数21人(31.8%)、移動式クレーンによるものが死傷者数615人(36.6%)、死亡者数36人(54.5%)、エレベータによるものが死傷者数184人(10.9%)、死亡者数5人(7.6%)、となっている。
 クレーン等による災害に関して、平成27年に発生した66人の死亡災害について分析した結果とその中からクレーン等災害に大きな比重を占めるクレーン及び移動式クレーンを抽出したグラフを作成した。労働災害防止のための資料として参考になれば幸いである。

 


図−2 平成27年におけるクレーン等による業種別死傷者数及び死亡者数
平成27年のクレーン等による死亡災害66人の内訳

クレーンによる死亡災害21人の内訳
移動式クレーンによる死亡災害36人の内訳
 
 
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