|
原 因 |
- 敷板の幅が狭く,また若干傾斜が付いていた不適当な敷板を使用したことや,積雪等で敷板面が滑りやすかったため,クレーン旋回時にアウトリガーフロートが敷板から滑り落ちたこと.
- 玉掛け方法が適切ではなく,地切りした直後からつり荷が回転したこと.
- クレーンの旋回範囲内に作業者が立ち入ったこと.
|
対 策 |
- 敷板は舗装道路上等堅土な地盤の上に敷くこと. 敷板は十分な大きさで,水平かつ強固のものを使用すること.
- つり荷の回転や振れを防ぎ,安定した状態でつるために専用のつり具を用いる等,適切な玉掛け方法をとること.また介錯ロープなどを用いること.
- クレーンの旋回範囲内に作業者が立ち入らないようにすること.
|
|