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原 因 |
- モータ回路は遮断したが,警報器回路と操作用回路は,切れていなかったこと.
- 操作用回路と警報器(足踏ブザー)用回路を遮断するノーヒュ一ズブレーカの標示が単に「警報器」となっていたこと.
- 保護帽,手袋の両方とも使用していなかったこと.
- ノーヒューズブレーカを切れば,コントローラ内部の回路が全部切れる(通常はそのようになっている),いわゆるオール停電しているものと思いこみ,操作用回路について検電しなかったこと.
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対 策 |
- 照明灯を除き,主遮断器を運転室内に設けること.やむを得ない場合は運転室の近くに設けること.
- モータ回路のノーヒューズブレーカを電気盤の操作用回路のノーヒューズブレーカの近くへ移設し,双方を,同時に開閉し易くすること.
- 操作用回路のノーヒューズブレーカの標示を「操作回路警報回路」と変更すること.
- コントローラの点検及び修理をするときは,全回路を遮断すること.
- 本災害のような感電については,電気に関する知識の徹底を図ること.
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