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原 因 |
本災害発生の原因は,玉掛けをl本目の柱材に対してしか行わず,その上に3本目の柱材をのせた不安定な状態でつり荷に近より,しかもこれを足で蹴って動揺させたことにある.
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対 策 |
同種災害防止のため,次のような対策が考えられる.
- 3本目と1本目の柱材に対し別々に玉掛けし,3本目の柱材を除いてから1本目の柱材をつり上げるか,3本目と1本目の柱材を緊結し,一体のものとして玉掛けを行うこと.
- 本件のような作業を行う場合には,つり上げいつたんた荷を一旦架台にのせ,必要ならばこれをさらに固定し,安定させた状態で行うこと.
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