クレーン等による労働災害を防止するため、昭和55年に9月30日が「クレーンの日」として定められましたが、「クレーンの日」の行事の一環として、本年は「第44回全国クレーン安全大会」を来る11月7日(木)〜8日(金)の両日、岡山市において開催することといたしました。
大会の概要等は次のとおりです。
開催日:令和6年11月7日(木)〜8日(金)
会 場:岡山シンフォニーホール 大ホール
岡山市北区表町1-5-1
電話086-234-2001
参加料:無料
《岡山シンフォニーホール案内図》
(岡山市北区表町1-5-1)
〈交通〉
【JR】岡山駅東口より
・徒歩 東へ1キロ 約15分
又は ・市内電車(東山線)「城下(しろした)」下車すぐ
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第1日 総合集会
11月7日(木) 13:30〜17:00(予定)
開場 12:30
○開会のことば
一般社団法人日本クレーン協会 東中四国支部長
○挨拶
一般社団法人日本クレーン協会 会長
○祝辞
厚生労働省 労働基準局長 岡山労働局長
○表彰式
優良クレーン関係業務従事者等表彰
○大会宣言
一般社団法人 日本クレーン協会 副会長
○講演
「安全行政の課題と今後の展開」
厚生労働省労働基準局安全衛生部 安全課長
○特別講演
「クレーン災害の防止とリスクアセスメント」
東京大学工学系研究科 非常勤講師 一般社団法人 京葉人材育成会 代表理事・会長 中村昌允 氏
○閉会のことば
一般社団法人日本クレーン協会
東中四国支部副支部長
第2日 クレーン等の製造者・使用者の集い
11月8日(金) 9:50〜12:30 開場 9:30 ○研究テーマ等説明 一般社団法人 日本クレーン協会 ○発表 発表テーマは以下になります。
(研究発表)
1 陸上風車建設用タワークレーンの安全対策について…(10:00〜10:35)
IHI運搬機械株式会社 運搬システム事業部 生産統括部 技術総括部 機械設計部
課長 礒貝興孝氏
陸上風車の大型化の需要に対し、5〜6MWクラスの陸上風車建設に対応可能な、自立式の陸上風車建設用タワークレーン「JCC-F1800」を開発した。山間狭隘地への設置や安定した高揚程作業の実現、強風への安全対策など本クレーンに採用した技術について、クレーン設計者の立場から紹介する。
2 25t吊りフル電動ラフテレーンクレーンの紹介…(10:35〜11:10)
株式会社タダノ LE開発第一部 大型開発第1ユニット
アシスタントマネージャー 島 浩氏
株式会社タダノは1955年に日本初の油圧式トラッククレーンを開発、その後1970年に日本初のラフテレーンクレーンを発売した。以降、市場のニーズに合わせ、その機能や性能を向上させながら進化を続けてきた。この度、世界初となるフル電動のラフテレーンクレーンEVOLT(エボルト)250を2023年12月に発売したので紹介する。
3 クレーン作業安全支援システム…(11:20〜11:55)
株式会社オプトル センシング事業部 SEN企画営業室
室長 安田拓郎氏
クレーンは、吊り荷と作業員の接触事故を引き起こす危険性がある。 クレーン先端に設置したステレオカメラにより、吊り荷と吊り下ろし場所の作業員の位置を認識し危険判定することで、作業員の安全作業をサポートできるシステムを開発したので事例を含めて紹介する。
4 実機の液晶ラジコンJOYを使用した、次世代VRトレーニングの有用性…(11:55〜12:30)
古河ユニック株式会社 事業企画部事業企画課 兼 営業本部国内営業部営業推進課
技師長 河田良宣氏
古河ユニック株式会社がシンフォニア株式会社と共同開発した、液晶ラジコンJOYを使用した次世代の小型移動式クレーンVRトレーニングシステムを本年発表した。この開発の意義とその有用性、古河ユニック株式会社が描いている未来について紹介する。 |