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状 況 |
船舶修理工場で外板取り付け作業中のヒヤリ体験.岸壁に設置されたタワークレーン(つり上げ荷重50t,走行式)により外板(厚さ10mm,幅1.65m,長さ7m,質量900kg)を地上から12m位巻き上げ,玉掛者の合図で旋回,走行をして取付け位置に接近させようとしていたところ,突然結び付けていた介添えロープが外れ,外板が風(毎秒8~15m程度)にあおられて回転し,船舶の冷凍タンクに接触した.
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原 因 |
つり荷への介添えロープの取り付けが不十分であった.
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対 策 |
- 介添えロープがつり荷から外れないように確実に結ぶ.
- 介添えロープを2本以上取り付ける.
- 面積の広いつり荷の荷揚作業は強風時には一時中止する.
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