ヒヤリハット事例
H0701
事 例
シールド掘進機械の反転作業中巻上げワイヤがドラムに乱巻きした
業 種
機 種
天井クレーン
現 象
乱巻き
状 況
シールド掘進機械(直径11m,質量430トン)をクレーンを使用して反転する作業中のヒヤリ体験です.巻上げと走行の運転操作で3m ほど巻上げて一旦停止,玉掛け者が反転用受台および周囲の干渉物等の確認を行っていた.待機中に,なにげなく巻上げドラム付近を見上げたとき,巻上げドラムに巻き取られているワイヤロープが乱巻きしているのを発見した.気付かずに反転作業を続行していたら,ワイヤロープ切断事故につながっていたかも知れずヒヤリとした.
原 因
巻上げに伴うつり具の移動により走行方向に斜め巻きの状態になった.
対 策
走行センターを確認する玉掛け補助者を配置した