ヒヤリハット事例
H0902
事  例

補巻フックの玉掛け用ワイヤロープに大きく振れた主巻フックが引っ掛かった

業  種   機  種 天井クレーン 現  象 作業手順・方法
状  況  無線操作式天井クレーンの補巻フック(5トン)で梱包箱をつり上げた後,出荷するために運搬移動している時に,主巻フック(30トン)が大きく振れて,補巻フックに掛けた玉掛け用ワイヤロープに引っ掛かり,補巻フックから玉掛け用ワイヤロープのアイ部が外れそうになりヒヤリとした。
原  因
  1. 主巻フックを途中で停止していたため,大きく振れてしまった。
  2. 共同作業者と話していて,主巻フックの振れに気付かなかった。
対  策
  1. 使用しないフックは上限近くまで巻上げて振れを防止するようにした。
  2. クレーン運転中は運転操作とつり荷確認に集中するよう再教育した。
 
 
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