ヒヤリハット事例
H1002
事 例
柱筋の隙間に挟まったつり荷が外れて、合図者と衝突しそうになった
業 種
機 種
ジブクレーン
現 象
衝突
状 況
タワークレーンで水平移動していたスラブ筋が柱筋の隙間に挟まったため,上・下や旋回等の操作を行ったところ,急に外れて合図者に衝突しそうになりヒヤリとした。
原 因
狭い場所での長尺つり荷の水平移動を,介錯ロープ1本で行った。
柱筋から外れたときのつり荷の動きを予想せず,揺れ範囲内で合図した。
対 策
長尺つり荷運搬時は,介錯ロープを両側に取り付けることにした。
つり荷が外れたときの揺れを予想し,その範囲内に立ち入らないように再教育した。