ヒヤリハット事例
H1004
事  例

無線操作式クレーンで荷下ろし作業開始時に、隣のクレーンが動作して衝突しそうになった

業  種   機  種 天井クレーン 現  象 誤操作
状  況  同一ランウェイに設置された3台の無線操作式天井クレーンの西側クレーンで荷下ろし作業を行うため,無線機置場内西側に置いてあった送信機で走行操作を行ったところ,中央クレーンが動作して荷役作業中の東側クレーンと衝突しそうになりヒヤリとした。
原  因
  1. 送信機を持ち出すときに,西側クレーン用かどうかの確認を怠った。
  2. クレーン起動時の警報による合図を行わずに,いきなり走行操作を行った。
対  策
  1. 送信機を持ち出すときに,クレーン番号と送信機の番号が一致しているかどうかを必ず確認するように再教育した。
  2. クレーンの起動前に必ず警報操作を行い,周囲へ注意を喚起するとともに,当該クレーンの送信機であることを警報音で確認することにした。
 
 
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