ヒヤリハット事例
H1103
事 例
受鋼鍋移動中に作業員が通路内へ立ち入り、危うく頭上を通過しそうになった
業 種
機 種
天井クレーン
現 象
激突
状 況
運転室操作式天井クレーンで溶鋼入りの鍋をつり上げて走行しているときに,進行方向の地上通路を作業員が歩いてくるのを発見したので,直ちにクレーンの停止操作を行ったが慣性力のために急停止できず,危うく頭上を通過しそうになりヒヤリとした。
原 因
地上の作業員が,上方や作業状況の確認を怠った。
大型設備等が設置されているため,地上からは上方確認がしづらかった。
対 策
通路の入口に指差呼称の標識を設置した。
クレーンが通路に近づいたことを,音声で知らせる警報装置を設置した。