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状 況 |
天井クレーン(つり上げ荷重10t,機上操作方式)により鋼板(1200mm×2500mm×25mm,重量560kg)の一方(片側)をハッカー掛けして持ち上げ,りん木(受け木)をかませる作業をしていたところ,突然,ハッカーが外れて顔面をかすめたことがありヒヤットした.
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対 策 |
このヒヤリ事故を体験して以来,ハッカーは確実に掛けるとともにハッカーの正面から身体をかわした位置で作業することとした.また,クレーン運転士はハッカーにより玉掛けしたつり荷の巻上げ操作等を行うに当たっては,つり荷にハッカーが利いている状態を保持するよう心掛けるようにしている.
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