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状 況 |
天井クレーン(つり上げ荷重20t,運転室操作方式)により立形碍子型製品(高さ約4m,重量約2.3t)を玉掛け作業者の合図に従ってつり上げ,トラバーサーの上に下ろし,つりワイヤロープをゆるめかけた時,玉掛けの補助作業者が錯覚により,トラバーサーを動かした.咄差にトラバーサーの動きに合わせてクレーンを移動させながら,大声を上げてトラバーサーを止めさせた.大事には至らなかったが一瞬心臓の止まる思いがした.20年位前の出来事である.
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対 策 |
この事故を体験して以後は,クレーンを止めている状態のときであっても重要なポイントからは目を離さないように心掛けている.
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