ヒヤリハット事例
H88218
事  例

玉掛けワイヤロープの掛かりが不完全であった

業  種 金属材料品製造業 機  種 玉掛け 現  象 玉掛用具・方法
状  況 天井クレーン(つり上げ荷重20t,機上運転方式)により鋳型金枠(重量4.5t)を一時保管場所から解枠作業場まで移動させようとして,金枠のつり手に玉掛けワイヤロープを掛け地切りをするために巻き上げたところ,玉掛けワイヤロープのかかりが不完全であることを発見し,静かに着地させて事なきを得たが,あのまま運転を続けていたらと思うと「ヒヤリ」とした.
対  策 その後は,ワンポイントKYの実施,指差呼称の重要性をグループ全員で励行するとともに,ワイヤロープの蛇口にゴム管を通してつり手から外れ難くした.
 
 
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