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| 事 例 |
クレーン運転士に連絡せず機上に乗った |
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| 業 種 | 機械器具製造業 | 機 種 | 天井クレーン | 現 象 | 作業手順・方法 |
| 状 況 |
同一ランウェイ上に隣接して設置してある２台の天井クレーンを点検するため，地上で作業内容の打合せをした後，点検員３名が１台目のクレーンに乗って点検作業を行った．その点検作業は約１時間後に終了したが，次に点検するクレーンの運転者への合図や地上に設定された立入禁止ロープの移動などをする前に，点検員のうちの１人が隣接クレーンに乗り移ってしまった． クレーン運転士はそのことを知らず，また作業連絡もなかったため，走行操作をすべく運転しようとしたところ，ガーダ上に人が乗っているのを見つけ「ヒヤリ」とした． |
| 原 因 | 原因は，点検員が作業基準を守らなかったこと及び点検員と運転者の連絡が不十分であったことにより起こったものである． |
| 対 策 | その後は関係者間の作業連絡，作業基準の遵守を徹底するようにしている． |
