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状 況 |
天井クレーン(つり上げ荷重10t,機上運転操作方式)により5枚重ねの鋼板を所定の場所に運搬するため,同僚と2人でハッカーによる玉掛作業に従事していた.
同僚の玉掛作業者は鋼板の5枚目にハッカーを掛け,合図者である自分は4枚目に掛けたが,その事をクレーン運転士も2人の玉掛作業者も気付かないまま,自分の合図により巻き上げさせたところ,最下段の1枚の鋼板が自分の方に落下してきて足に当りそうになり「ヒヤリ」とした.
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対 策 |
その後は,複数の玉掛者が同時に作業するときは相互のハッカーの位置をよく確認するとともに,合図はつり荷から2m以上離れた位置で行うようにしている.
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