ヒヤリハット事例
H90213
事  例

合図ミスのため手を挟まれそうになった

業  種 建設機械製造業 機  種 天井クレーン 現  象 挟まれ、接触
状  況 天井クレーン(つり上げ荷重20t)の巻上げワイヤロープの取替作業中,ドラムを設置しているクラブ上から作業指揮者が「巻下げ」の合図をし,それを地上にいる合図者が中継して,クレーン運転士に合図するとき,地上の合図者が誤認して「巻上げ」の合図を送ったため,クラブ上でワイヤロープを保持していた作業者が,巻上ドラムとワイロープの間に手を挟まれそうになり「ヒヤリ」とした.
対  策
  1. 無線通話器を採用し,中継合図を無くした.
  2. 合図の復唱確認を徹底するようにした.
類似ヒヤリ
  1. クレーン運転中,無線障害のため合図が聞こえず「ヒヤリ」とした.
  2. モニタ監視運転中,強風でカメラがずれてつり荷が見えなくなった.
教  訓 動作合図,無線合図ともに危険要素は存在します.指差確認,復唱の徹底を.
 
 
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