ヒヤリハット事例
H90214
事  例

接触器上に懐中電灯を置き短絡

業  種 機械器具製造業 機  種 天井クレーン 現  象 感電・電撃
状  況 始業点検中に接触器接点の異常を見つけたため,接触面を点検しようとして消弧カバーを開けようとしていた.この時,自分が持っていた懐中電灯を隣の電磁接触器の上に何気なく置いた瞬間,金属部が接触器の端子部分(AC400V)に触れ短絡スパークした.
対  策
  1. 二重切りを行い電源を確実に遮断し,検電するように基準化した.
  2. プラスチック製の懐中電灯を使用するようにした.
類似ヒヤリ クレーンの走行集電装置の点検終了後,トロリ線に取付けた接地線の取外しを忘れたまま,電源を投入したため短絡スパークした.
教  訓 『何気なく,ウッカリ』は誰でも犯すミスですが,絶対に犯してはならない場合があります.安全確認手順の基準化を図ることが必要です.
 
 
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