ヒヤリハット事例
H91206
事 例
荷振れのためつり荷が落下しかけた
業 種
鉄鋼業
機 種
天井クレーン
現 象
整備点検不良
状 況
天井クレーン(つり上げ荷重38t)により重量約30tの製品を運搬しているとき,突然,走行軸の継手部分が折損して急制動がかかり,つり荷が大きく振れてフックから外れそうになった.
原 因
高頻度の寸動操作(インチング)による衝撃荷重の繰り返しを行っていたため,走行軸の継手部分に金属疲労を生じて折損した.
対 策
走行軸を定期的に取り替えるように基準化した.