ヒヤリハット事例
Ｈ９２２１２
事　　例

クレーン走行中，進路直前を作業者が横断
業　　種 製造業 機　　種 天井クレーン 現　　象 挟まれ、接触
状　　況 グラブバケット付天井クレーンで原料を運搬中に，クレーンの走行通路と作業者の横断通路が交差している場所にさしかかったところ，下請業者の作業者が突然クレーンの進路に侵入してきたので，急プレーキを掛けて停止した．事故にはならなかったが「ヒヤリ」とした．
原　　因
  1. クレーン運転者が通路の交差場所を徐行せずに全速で走行していた．
  2. 下請作業者が上方の安全確認をせずにクレーン進路の前を横断した．
  3. 下請作業者は黒系統の作業服を着用しており，運転室から地上の作業者を発見しにくかった．
対　　策
  1. 作業通路を横断する場合は徐行運転を遵守する．
  2. 作業通路に開閉柵を設け，柵を開けると表示灯が点滅するようにした．
  3. 地上作業者に「安全チョッキ（黒・黄の斜め縞模様）」着用を義務づけた．
　
　
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