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状 況 |
新しく設置された大型アンローダを運転することになったが,天井クレーンの運転経験は十分にあったもののアンローダの運転は初めてであったため,最初の荷揚げ作業のときグラブバケットを木材チップ船のハッチの縁に接触させてしまった.
なお,運転中は船内作業員の配置や船内重機の動きが危険に見えたりして,「ヒヤリハット」の連続であった.
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原 因 |
運転席が地上約40mの位置にあったため,4万t級の船舶のハッチがあまりにも小さく見え運転操作を誤った.
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対 策 |
- アンローダの荷揚げ運転中はハツチ内に作業者を入れない.
- アンローダ運転中は合図者をバケットの横行範囲内に立ち入らせない.
- 船内重機作業は,アンローダを停止させてから行う.
- 船内重機が作業しないときは,アンローダ運転席から見える位置に置く.
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