|
状 況 |
造船所において,2台の塔形ジブクレーンを使用して製造中の船舶ブロックを共づり作業していた時,2台のクレーンのジブ先端が接近し過ぎ,それぞれのジブ先端の踊場手摺が接触して変形損傷した.ひとつ間違えば,メインワイヤロープを傷める恐れがあり,重大事故につながることも考えられ「ヒヤリ」とした.
|
対 策 |
- 運転士と玉掛者合同の事前打合せを実施し,作業内容の確認と周知徹底を図る.
- 重量物のつり上げ作業にあたっては,細かい合図と細かい運転操作を徹底する.
- 運転者は玉掛者の合図に対して,必ず指差呼称し復唱で応答する.
- 相互のジブ先端が接近しないように,ジブ傾斜角度を違う角度で運転する.
|
類似ヒヤリ |
造船所のクレーンを走行運転中,ドック内のジブクレーンに接触した.
|
|