ヒヤリハット事例
H94206
事  例

共づり作業中,ジブ先端部の手すりが接触

業  種 造船業 機  種 ジブクレーン 現  象 衝突
状  況 造船所において,2台の塔形ジブクレーンを使用して製造中の船舶ブロックを共づり作業していた時,2台のクレーンのジブ先端が接近し過ぎ,それぞれのジブ先端の踊場手摺が接触して変形損傷した.ひとつ間違えば,メインワイヤロープを傷める恐れがあり,重大事故につながることも考えられ「ヒヤリ」とした.
対  策
  1. 運転士と玉掛者合同の事前打合せを実施し,作業内容の確認と周知徹底を図る.
  2. 重量物のつり上げ作業にあたっては,細かい合図と細かい運転操作を徹底する.
  3. 運転者は玉掛者の合図に対して,必ず指差呼称し復唱で応答する.
  4. 相互のジブ先端が接近しないように,ジブ傾斜角度を違う角度で運転する.
類似ヒヤリ 造船所のクレーンを走行運転中,ドック内のジブクレーンに接触した.
 
 
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