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| 事 例 |
つり荷の一部が抜け荷が傾く |
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| 業 種 | 機械器具製造業 | 機 種 | 玉掛け | 現 象 | 荷くずれ・滑り |
| 状 況 |
整備の終わったスプライン軸を予備品置場から搬出する作業において，天井クレーン（つり上げ荷重２０ｔ，床上操作運転）により軸をつり上げようとして地切りした瞬間，中のスプラインが抜け出して重心が移動しつり荷が傾いた． つり荷へのノータッチ運動，手鉤の使用等の活動推進中であり，地切り時の退避を遵守していたので，幸いにも事故にはならなかったが，高い位置まで巻き上げた後で抜け出していたら大きな事故につながっていたのではないかと考えられ「ヒヤリ」とした． |
| 原 因 | スプライン軸の玉掛けワイヤロープが掛かる部分は養生をしていたが，中のスプライン抜け止め措置をしていなかった． |
| 対 策 | つり荷のチェック，つり具の点検，つり方法の検討等を確実に実行する． |
| 類似ヒヤリ | パレット積みのレンガを搬送中にレンガがずれて落下しそうになった． |
