ヒヤリハット事例
H95206
事  例

つり具が玉掛者に当たりそうになった

業  種 鉄鋼業 機  種 天井クレーン 現  象 挟まれ、接触
状  況 高さ1m程度に積み重ねた荷物を天井クレーン(つり上げ荷重20t)により別の場所に移動する作業を行うため,クレーンのフックに玉掛用吊具を掛けた後,クレーンを走行させて荷物の近くまで移動したところ,玉掛者がその荷物の上に上がって待機しているのに気付きクレーンを急停止させた.そのため,吊具が振れて玉掛者に接触しそうになったのでヒヤリとした.
原  因
  1. クレーンが停止する前に玉掛者が荷物の上にあがっていた.
  2. 吊具を十分な高さまで巻き上げずに走行させた.
対  策
  1. 玉掛者が荷物に接近する時はクレーンを停止して電源を切るようにする.
  2. クレーンを移動させる時は吊具を十分な高さまで巻き上げておく.
 
 
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