ヒヤリハット事例
H96201
事  例

クレーン点検中に阪神淡路大震災に遭遇

業  種 製鉄業 機  種 天井クレーン 現  象 地震
状  況 (阪神淡路大震災の体験)平成7年1月17日未明,天井クレーンの点検デッキ上で走行車輪回りを点検していたところ,突然大きな横揺れと縦揺れが起きた.一瞬,クレーンの暴走かと思ったが,周囲の状況から地震とわかり恐怖を感じた.柱や天井の照明灯が揺れ,工場全体がほこりで霞み,停電で真っ暗になった.咄嵯の判断で手摺に掴まり姿勢を低くして揺れが収まるまで身動きもせずにいたので事無きを得たが,もしもクレーンが落下していたらと思うとヒヤリとした.
原  因 大地震との遭遇
教  訓
  1. 沈着冷静な行動,高所作業での安全帯使用を徹底することが必要です.
  2. 震度4以上の地震発生後の運転再開前には設備の総点検が必要です.
 
 
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