ヒヤリハット事例
H96208
事 例
無線器の誤操作でクレーンが動く
業 種
金属製品製造業
機 種
天井クレーン
現 象
誤操作
状 況
天井クレーン(つり上げ荷重10t,無線操作方式)により製品を運搬するために,押ボタン式無線送信器を腰ベルトに装着した状態で,玉掛作業をしていたところ突然クレーンが動きだした.
品物に玉掛ワイヤロープを掛ける前で,動いた距離も1m位だったので,幸いにも事故にはならなかったがヒヤリとした.
原 因
送信器のキースイッチを切り忘れていたために,玉掛作業中に送信器のボタンに手が触れてクレーンが動いたものと思われる.
対 策
送信器を装着したままで玉掛作業をする時はキースイッチを確実に切ること.