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状 況 |
ボイラー製作工場のループ管梱包作業場において,門型クレーン(つり上げ荷重15t)によりループ管5枚(重量1t)をまとめて運ぶための玉掛け作業を行っていた.2本の玉掛ロープのうち,片側は5枚目に正常に掛けたが,反対側は間違って4枚目に掛けたままの状態で巻き上げたため,ループ管が荷崩れを起こして玉掛補助者の方に落下しそうになりヒヤリとした.
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原 因 |
玉掛け作業の不適正及び作業結果の確認不足.
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対 策 |
- 玉掛指揮者を決めて玉掛ロープの位置確認を徹底する.
- 地切り前に巻上を一旦停止し,吊荷の安定確認を徹底する.
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