状 況 |
黄銅棒の製造ラインにおいて,製品切断屑の入ったスクラップバッグを運搬するために玉掛作業をしている時,玉掛け用ワイヤロープのアイをバッグのフックに掛け右手をアイに添えたまま巻上げの合図をしたところ,玉掛け用ワイヤロープが緊張して,軍手の先端がフックとアイに挟まれた.
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原 因 |
軍手を3枚重ねで使用していたため,指先がフックとアイの間に挟まっていることに気づかなかった.
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対 策 |
玉掛け用ワイヤロープを掛けた後は,つり荷やワイヤロープから手を離して合図する.
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教 訓 |
作業に合った手鉤を数種類用意し,つり荷やつり具に直接手を触れないようにしましょう.
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