|
状 況 |
保全担当のヒヤリ体験者は,故障した天井クレーンの主集電装置を昼の休憩時間中に修理してしまおうと思って機上に上がって作業していたが,作業に手間がかかり午後の就業時間に入ってしまった.そのとき休憩を終えて運転室に上がってきたクレーン運転士が通常のとおりメーンスイッチを入れ通電してしまった.体験者は幸いにも通電部分から離れたところにいため被災を免れることができた.
|
対 策 |
この体験以来,クレーン本体上で保全点検,修理作業等を行う時には,クレーン運転士をはじめ関係者に作業内容,作業時間等を連絡するとともにスイッチボックスには「点検修理中」の札を掛けるようにしている.
|
|