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状 況 |
ヒヤリハット体験者は同僚と2人で天井クレーン(つり上げ荷重10t)の巻上げ用電磁ブレーキの調整作業を行うため,クレーンのクラブ上で調整作業に従事し,同僚は運転席にいて体験者からの合図を待っていた.その時,隣接クレーンの玉掛け合図の笛の音を聞いた同僚はそれを調整作業の合図と聞き間違えて,巻上げ運転操作を行ったため,スパナを使用して調整していた本人が急に回転しだしたブレーキプーリーに手を巻き込まれそうになった.
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対 策 |
電磁ブレーキの開閉だけを行うことができるスイッチをクラブ上に設け,調整を行う作業者が単独で調整することができるようにした.
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