ヒヤリハット事例
HH85317
事 例
つり荷が着地時に手を挟まれそうになった
業 種
金属製品製造業
機 種
天井クレーン
現 象
作業手順・方法
状 況
天井クレーン(つり上げ荷重10t)を使用して鋼製型枠(重量1.8t)を巻き上げて所定の場所に卸すとき,つり荷が既に着地したものと判断して一気にワイヤロープをゆるめたところ,未だつり荷は完全に着地しておらず,片側のまくら木の位置を修正しようとしていた玉掛者の手をつり荷とまくら木の間に挟みそうになりヒヤリとした.
対 策
このヒヤリ事故を体験して以来は自己判断のみによる運転をやめ,玉掛者の合図どおりに運転をするようにしている.