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状 況 |
工作機械の基礎部分に使用する厚板盤台(縦150cm,横300cm,厚10cm,重量3.5t)に部材を溶接するため,ヒヤリハット体験者が天井クレーン(つり上げ荷重20t)を用い盤台を4本掛けして反転作業していたところ,反転作業の途中で重心が移行するとき,玉掛けワイヤロープがゆるんで「当てもの」が外れてしまった.そのためワイヤロープが厚板盤台の角に直接当たって切断し,つり荷が玉掛者の方に転倒してヒヤッとした.玉掛者はいちはやく安全な場所に逃げたため無事であった.
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対 策 |
このような荷姿をしたものは玉掛けが確実になされていることを確認した上で運転操作を行うようにした.また,荷の移動に伴う危険範囲内に作業者が入らないように警報を鳴らしている.
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