お知らせ
日本機械学会2024年度年次大会
日本機械学会―日本クレーン協会合同企画
公開先端技術フォーラムが愛媛大学城北キャンパスで開催される
一般社団法人日本機械学会と一般社団法人日本クレーン協会は,2019年12月に「クレーンなどの機械に関する産業・建設の安全確保,技術の向上を目的とした相互の協力・連携事業を推進する」ことを目的とする覚書に基づき,この協力・連携事業として,日本機械学会の2024年度年次大会において,日本機械学会・日本クレーン協会合同企画公開先端技術フォーラムを下記のとおり開催しました。
記
【テーマ1:技術フォーラム】昇降機/ クレーンの“ 遠隔” 操作・監視・点検 | ||
日 時 | 2024年9月10日(火) 13:00~14:30 | |
司 会 | 皆川 佳祐 氏(埼玉工業大学) | |
[プログラム] | ||
I 開会挨拶 | 森下 信 氏(日本クレーン協会会長) | |
II 講演 | 1 昇降機における遠隔監視・遠隔点検技術 大森 陽太 氏(三菱電機ビルソリューションズ株式会社) 2 クレーン作業のテレワーク ~建設現場の安全安心と省人化を実現する移動式クレーンの遠隔操作~ 林 洋幸 氏(株式会社タダノ) |
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III パネルディスカッション | ||
日本機械学会(昇降機技術委員会)×日本クレーン協会 | ||
IV 閉会挨拶 | 山本 誠 氏(日本機械学会会長) | |
【テーマ2】クレーンのVR体験会 | ||
出展企業 | シンフォニア株式会社 | |
日 時 | 2024年9月9(月)~10日(火) | |
【テーマ3】移動式クレーン遠隔操作の技術展示 | ||
出展企業 | 株式会社タダノ | |
日 時 | 2024年9月10(火)~11日(水) |
【開催の様子】
5度目の企画となります本年は,例年の講演に加え,VR 体験会及び遠隔運転の実演デモと,参加者が最新技術を体感できるような試みを新たに行いました。
少子高齢化を始めとする人手不足への対応,業務効率の改善,人と機械が介在する機会を減らすことによる労働災害の減少と,建築業界のみならず日本にとって,“遠隔”というキーワードの重要性は増すばかりです。本年のようにクレーン業界のみならず横断的なテーマによる講演を計画しておりますので,ぜひ来年度以降のご参加をお待ちしております。なお次回の年次大会は北海道大学で行われる予定です。
なお,テーマ1のアーカイブを下記より閲覧いただけます(公開期間:11/ 1 ~11/30)。
第44回 全国クレーン安全大会開催について
クレーン等による労働災害を防止するため、昭和55年に9月30日が「クレーンの日」として定められましたが、「クレーンの日」の行事の一環として、本年は「第44回全国クレーン安全大会」を来る11月7日(木)~8日(金)の両日、岡山市において開催することといたしました。
今回の特別講演は、「クレーン災害の防止とリスクアセスメント」をテーマとし、東京農工大学教授、東京工業大学客員教授などを歴任され、多数の安全に関する書籍を執筆されている中村昌允氏に講演していただくこととしました。
大会の概要等は次のとおりです。
開催日:令和6年11月7日(木)~8日(金)
会場:岡山シンフォニーホール 大ホール
岡山市北区表町1-5-1
TEL:086-234-2001
参加料:無料
《岡山シンフォニーホール案内図》
(岡山市北区表町1-5-1)
【交通】
・JR岡山駅東口
徒歩 東へ1キロ 約15分
市内電車(東山線)「城下(しろした)」下車すぐ
第1日 総合集会
11月7日(木) 13:30~17:00(予定)
開場 12:30
○開会のことば
一般社団法人 日本クレーン協会 東中四国支部長
○挨拶
一般社団法人 日本クレーン協会 会長
○祝辞
厚生労働省 労働基準局長
岡山労働局長
○表彰式
優良クレーン関係業務従事者等表彰
○大会宣言
一般社団法人 日本クレーン協会 副会長
○講演
「安全行政の課題と今後の展開」
厚生労働省労働基準局安全衛生部 安全課長
○特別講演
「クレーン災害の防止とリスクアセスメント」
東京大学工学系研究科 非常勤講師
一般社団法人 京葉人材育成会 代表理事・会長
中村昌允 氏
○閉会のことば
一般社団法人 日本クレーン協会 東中四国支部副支部長
第2日 クレーン等の製造者・使用者の集い
11月8日(金) 9:50~12:30
開場 9:30
○研究発表テーマ等説明
一般社団法人 日本クレーン協会
○発表
発表テーマは以下になります。
(研究発表)
1 陸上風車建設用タワークレーンの安全対策について (10:00~10:35)
IHI運搬機械株式会社 運搬システム事業部 生産統括部 技術総括部 機械設計部
課長 礒貝興孝氏
陸上風車の大型化の需要に対し、5~6MWクラスの陸上風車建設に対応可能な、自立式の陸上風車建設用タワークレーン「JCC-F1800」を開発した。山間狭隘地への設置や安定した高揚程作業の実現、強風への安全対策など本クレーンに採用した技術について、クレーン設計者の立場から紹介する。
2 25t吊りフル電動ラフテレーンクレーンの紹介 (10:35~11:10)
株式会社タダノ LE開発第一部 大型開発第1ユニット
アシスタントマネージャー 髙島 浩氏
株式会社タダノは1955年に日本初の油圧式トラッククレーンを開発、その後1970年に日本初のラフテレーンクレーンを発売した。以降、市場のニーズに合わせ、その機能や性能を向上させながら進化を続けてきた。この度、世界初となるフル電動のラフテレーンクレーンEVOLT(エボルト)250を2023年12月に発売したので紹介する。
3 クレーン作業安全支援システム (11:20~11:55)
株式会社オプトル センシング事業部 SEN企画営業室
室長 安田拓郎氏
クレーンは、吊り荷と作業員の接触事故を引き起こす危険性がある。
クレーン先端に設置したステレオカメラにより、吊り荷と吊り下ろし場所の作業員の位置を認識し危険判定することで、作業員の安全作業をサポートできるシステムを開発したので事例を含めて紹介する。
4 実機の液晶ラジコンJOYを使用した、次世代VRトレーニングの有用性 (11:55~12:30)
古河ユニック株式会社 事業企画部事業企画課 兼 営業本部国内営業部営業推進課
技師長 河田良宣氏
古河ユニック株式会社がシンフォニア株式会社と共同開発した、液晶ラジコンJOYを使用した次世代の小型移動式クレーンVRトレーニングシステムを本年発表した。この開発の意義とその有用性、古河ユニック株式会社が描いている未来について紹介する。
令和6年度「クレーンの日」
ポスター用写真及びスローガンの選考結果
毎年「クレーンの日」(9月30日)に際して、広く一般から募集を行っている「クレーンの日」のポスター用写真及びスローガンについて、本年は写真17枚、スローガン443件のご応募をいただき慎重に選考した結果、次のとおり採用作品が決定しました。
ご応募いただいた皆様には厚くお礼申し上げます。
【写 真】 高速道路建設工事におけるクライミングクレーン等
武内誠一氏(茨城県)
(「クレーンの日」の実施要綱・ポスターに掲載)
【スローガン】 クレーンで吊るのは荷と責任 重みを感じて安全作業
柿内正人氏(滋賀県)
(「クレーンの日」の実施要綱・ポスターに掲載)
採用のポスター用写真は、ポスター作成後にホームページ「3主要行事―クレーンの日のポスター」欄に掲載します。
第43回全国クレーン安全大会 開催結果
多数のご参加ありがとうございました。
クレーン等による労働災害を防止するため、昭和55年に9月30日が「クレーンの日」として定められましたが、「クレーンの日」の行事の一環として、本年は「第43回全国クレーン安全大会」を来る11月7日(火)~8日(水)の両日、東京都において開催しました。
当日は、全国から約500名のご参加をいただきました。
第44回全国クレーン安全大会は、令和6年11月7日(木)~8日(金)に岡山県岡山市にある岡山シンフォニーホールで開催いたします。
令和5年度「クレーンの日」
ポスター用写真及びスローガンの選考結果について
毎年「クレーンの日」(9月30日)に際して、広く一般から募集を行っている「クレーンの日」のポスター用写真及びスローガンについて、本年は写真30枚、スローガン244件のご応募をいただき慎重に選考した結果、次のとおり採用作品が決定しました。
ご応募いただいた皆様には厚くお礼申し上げます。
【写 真】高速道路建設工事におけるクローラクレーン等
高橋正樹氏(滋賀県)
(「クレーンの日」の実施要綱・ポスターに掲載)
【スローガン】フックにかかる命の重み 指さし確認!安全ヨシ!!
猿渡豊氏(滋賀県)
(「クレーンの日」の実施要綱・ポスターに掲載)
採用のポスター用写真は、ポスター作成後にホームページ「3主要行事―クレーンの日のポスター」欄に掲載します。
労働安全衛生法に基づく各種免許試験の手数料の改正について
安衛試協発第331号の2
令和5年1月18日
一般社団法人 日本クレーン協会
会長 森下 信 殿
公益財団法人安全衛生技術試験協会
理事長 野澤英児
労働安全衛生法に基づく各種免許試験の手数料の改正について
寒冷の候 時下 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日頃より、当協会の免許試験業務の推進にご協力を頂き厚く御礼申し上げます。
さて、当協会が、労働安全衛生法第75条の2第1項に規定する指定試験機関の指定に関する省令に基づき指定を受け実施している免許試験につきまして、今般、これらの免許試験の手数料にかかる政令(労働安全衛生法関係手数料令(昭和47年政令第345号)の一部を改正する政令が、令和5年1月18日に公布され、令和5年4月1日から施行されることとなったところです。この政令の適用につきましては、政令の施行前に受験申請の受付が開始された免許試験につきましては、施行後に実施されるものであっても、施行前の額で実施することとされたところです。
本件に関しましては、令和5年4月から配布する予定の「免許試験受験申請書とその作り方」において試験手数料改正について記載しているほか、当協会のホームページにおいても、別添1のとおり掲示しているところです。
また、別添2のとおり、掲示用の資料も作成いたしました。(当協会ホームページお知らせ欄からもダウンロードできます。掲示箇所等により適宜拡大等してください。)
つきましては、今般の免許試験の手数料の改正につきまして、広報誌への掲載等による周知広報にご協力頂きたく、お願い申し上げます。
今後とも、適正な免許試験の円滑な実施につきまして、引き続きご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
別途1 衛生管理者免許試験、クレーン・デリック運転士免許試験等の試験手数料の変更について
別添2 労働安全衛生法に基づく免許試験の試験手数料が変更されます
技能講習等の受講に際して活用できる助成金制度について
日本クレーン協会の各支部で技能講習等を受講される場合には、厚生労働省で設定している助成金制度を活用して受講料等の助成を受けることができる場合があります。
助成金の名称及び助成の対象となるコースなど制度の概要は次のとおりですが、制度の内容等については最寄りの都道府県労働局職業安定部職業対策課にお尋ねください。 |
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(平成31年4月現在) | |||||||||||||||||||||||
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定期自主検査実施のステッカーを貼ろう
クレーン等安全規則では1年以内ごとに1回、1月以内ごとに1回定期に自主検査を行うことを定めています。
当協会の支部では、厚生労働大臣が定めた定期自主検査指針に沿って、天井クレーン、移動式クレーン及び積載形トラッククレーンの定期自主検査者に対する安全教育を行っています。
また、当協会が実施した上記教育の修了者が、1年以内ごとに1回確実に年次の定期自主検査を実施したことを示すために、右図のステッカーを貼付することを広く呼びかけております。
定期自主検査者安全教育の申込み及びステッカーの購入については当協会各支部へ。
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講習会日程
日本クレーン協会各支部で開催している各種講習会 こちら