お知らせ

 

日本機械学会2023年度年次大会
日本機械学会―日本クレーン協会合同企画
公開先端技術フォーラムが東京都立大学南大沢キャンパスで開催される

 一般社団法人日本機械学会と一般社団法人日本クレーン協会は、2019年12月に「クレーンなどの機械に関する産業・建設の安全確保、技術の向上を目的とした相互の協力・連携事業を推進する」ことを目的とする覚書に基づき、この協力・連携事業として、日本機械学会の2023年度年次大会において、日本機械学会・日本クレーン協会合同企画公開先端技術フォーラムを下記のとおり開催しました。

テーマ 「風力発電におけるイノベーション・メンテナンス技術」
日 時 2023年9月6日(水)13:00~15:20
場 所 東京都立大学南大沢キャンパス
【プログラム】  
I 開会挨拶 日本機械学会会長 伊藤 宏幸氏
II 基調講演 洋上風車技術の動向と展望
吉田 茂雄氏(佐賀大学海洋エネルギー研究所、九州大学応用力学研究所)
III 講演 1 浮体式洋上風力への取組みと低コスト化へ向けて
  浅井 聡史氏(東京電力リニューアブルパワー株式会社)
2 風力建設用タワークレーン
  野島 昌芳氏(株式会社北川鉄工所)
3 ゴンドラによる風力発電装置のメンテナンス
  魚山 聖氏(日本ビソー株式会社)
IV 閉会挨拶 日本クレーン協会会長 森下 信氏

開催状況について

 今年で4度目になります、会場には約40名の方が参加されました。今年は風力発電をテーマとした講演が行われ、各講演終了後には多くの方からの質問があり、非常に有意義なイベントとなりました。

 エネルギー自給率の低い日本にとって風力エネルギーのポテンシャルは非常に高く、無人化・自動化と併せて、今後人手不足に対する効果も期待でき、洋上風力発電の気運は一層高まるものと考えられます。
 なお、本フォーラムのアーカイブ動画がYouTubeのJSME日本機械学会チャンネルにて期間限定で配信されています(11月末まで、下記アドレスにて)。
https://www.youtube.com/watch?v=t8T8SRux6-4

 来年は愛媛大学で行われる予定で、今年以上に盛り上がることを期待します。

 

JCA 規格発行の周知
JCA 規格5005-2023 「ゴンドラー用語」

一般社団法人日本クレーン協会 ゴンドラ委員会

 当協会のゴンドラ委員会では、ゴンドラの用語について検討し、今般、日本クレーン協会規格「ゴンドラー用語」として作成しました。

 本規格の内容を周知するため、下記要領にて、規格本文を当協会ホームページに掲載しております。

1 発行周知する規格案の名称
  日本クレーン協会規格「ゴンドラー用語」JCAS 5005-2023

2 規格の概要

 ゴンドラに関する用語については、クレーン用語が日本産業規格で定められているのに対して、行政文書においても体系的な統一性がなく、製造業者、レンタル・リース業者及び使用者間においても用語の定義が異なっている場合も見受けられる。

 用語の定義は、労働災害防止のための教育、講習や日常の安全活動の基礎であり、厚生労働省と製造業者、レンタル・リース業者、使用者間の不整合をなくし、ゴンドラに関する安全活動や調査研究を効率的に進めるために重要な事項である。

 そこで、不整合の排除し、業務の効率化を推進するため、ゴンドラの用語を定義することとした。

3 掲載の期間
 令和5年11月1日(水)~令和6年1月31日(水)

4 問い合わせ先
 一般社団法人日本クレーン協会 技術部(電話03-5569-1913)

 

第43回全国クレーン安全大会の開催のご案内

 クレーン等による労働災害を防止するため、昭和55年に9月30日が「クレーンの日」として定められましたが、「クレーンの日」の行事の一環として、本年は「第43回全国クレーン安全大会」を来る11月7日(火)~8日(水)の両日、東京都において開催することといたしました。
 今回の特別講演は、「台風がもたらす激甚気象の現状と地球温暖化に伴う将来変化」をテーマとし、クレーンにとっても影響が大きい台風や近年の激甚気象などについて、名古屋大学の坪木教授にお話をしていただくこととしました。
 大会の概要等は次のとおりです。

開催日:令和5年11月7日(火)~8日(水)
会 場:ティアラこうとう(江東公会堂)大ホール

東京都江東区住吉2-28-36

TEL:03-3635-5500

参加料:無料

《ティアラこうとう(江東公会堂) 案内図》
(東京都江東区住吉2-28-36)

■申込書こちら
■協会事務所一覧はこちら

【交通】
・東京メトロ半蔵門線・都営新宿線「住吉駅」A4出口 徒歩 約5分
・JR総武線「錦糸町駅」南口 徒歩 約20分

第1日 総合集会

 11月7日(火) 13:30~17:00(予定)
 開場 12:30
開会のことば
 一般社団法人 日本クレーン協会 東京支部長
挨拶
 一般社団法人 日本クレーン協会 会長
祝辞
 厚生労働省 労働基準局長
 東京労働局長
表彰式
 優良クレーン関係業務従事者等表彰
 創立60周年記念感謝状授与
大会宣言
 一般社団法人 日本クレーン協会 副会長
講演
 「安全行政の課題と今後の展開」
 厚生労働省労働基準局安全衛生部 安全課長
特別講演
  「台風がもたらす激甚気象の現状と地球温暖化に伴う将来変化」
 名古屋大学宇宙地球環境研究所 教授
 横浜国立大学 台風科学技術研究センター 副センター長
 坪木和久 氏
閉会のことば
 一般社団法人日本クレーン協会  東京支部副支部長

第2日 クレーン等の製造者・使用者の集い

 11月8日(水) 9:50~12:30
 開場 9:30
研究発表テーマ等説明
 日本クレーン協会
発表
 発表テーマは以下になります。

(研究発表)

1 100年塗料を目指して:塗料革命 (10:00~10:35)

株式会社緑マーク プロジェクト・マネージャー 浜口真佐樹氏 

 ステンレス金属粉を使用した耐用年数30年塗料と産総研と緑マークが共同出願した100年塗料(開発品)の紹介:ステンレス・フレーク粉が「ナノ積層構造」を形成することで、可撓性(応力緩和)があり、かつ膜硬度の高い塗膜を形成し、水分、塩分、紫外線の侵入を防げる緻密構造になる(30年塗料)。更に特許技術によりオール無機塗料ペンキで防錆耐用年数のより長寿命化(100年塗料の可能性)が期待される。革新的次世代ペンキ塗料を紹介する。

2 自航式 SEP 船「BLUE WIND」について (10:35~11:10)

清水建設株式会社 エンジニアリング事業本部 SEP 運営部 部長 坂本憲哉氏 

 2023年初頭に運用を開始した清水建設建造の洋上風力向け SEP 船「BLUE WIND」の能力、運用状況、課題等をメインクレーンに焦点を当て発表する。

3 移動式クローラークレーンのドローン点検 C-SAI について (11:20~11:55)

住友重機械建機クレーン株式会社 CS 企画部 担当職 宮原一臣氏 

 昨今の人手不足、建設機械の大型化により、現場で従来のフロントアタッチメントを伏せての点検検査は容易ではなく、課題となっているた。また、長寿命の機械のため、経年変化等の品質管理も重要となっている。これらを解決するため、ドローン自動飛行アプリの開発を行った。本機能と実施事例について紹介する。

4 クレーン施工計画策定支援ソフト「K-D2PLANNER®」機能紹介 (11:55~12:30)

コベルコ建機株式会社 新事業推進部 新事業プロジェクトグループ・マネージャー 岡田 哲氏 

 「K-D2PLANNERR®」は直感的な操作性や現場へ施工計画を共有するためのプレゼンテーションに加え、クレーンブームのたわみ・接地圧等のシミュレーションや最適クラスのクレーン選定等の機能により、運用経費の削減や現場の安全性、生産性の向上に期待できる。本機能の紹介と顧客事例を紹介する。

 

令和5年度「クレーンの日」
ポスター用写真及びスローガンの選考結果について

 毎年「クレーンの日」(9月30日)に際して、広く一般から募集を行っている「クレーンの日」のポスター用写真及びスローガンについて、本年は写真30枚、スローガン244件のご応募をいただき慎重に選考した結果、次のとおり採用作品が決定しました。

 ご応募いただいた皆様には厚くお礼申し上げます。

【写 真】高速道路建設工事におけるクローラクレーン等

高橋正樹氏(滋賀県)
(「クレーンの日」の実施要綱・ポスターに掲載)

【スローガン】フックにかかる命の重み 指さし確認!安全ヨシ!!

猿渡豊氏(滋賀県)
(「クレーンの日」の実施要綱・ポスターに掲載)

 採用のポスター用写真は、ポスター作成後にホームページ「3主要行事―クレーンの日のポスター」欄に掲載します。

 

第43回全国クレーン安全大会「クレーン等の製造者・使用者の集い」発表テーマ募集

 令和5年11月7日、8日に東京都江東区において開催される標記大会では、2日目に「クレーン等の製造者・使用者の集い」を催し、製造者・使用者の研究・改善事例等の発表を行います。
 下記により、製造者及び使用者からの発表テーマを各分野から幅広く募集いたしますので是非ご応募ください。

1 対象分野 (1)クレーン災害の防止等に関する技術開発
(2)クレーン等作業に係る事故・災害防止活動
(3)その他クレーン等作業に係る安全対策一般
2 発表テーマ 上記対象分野のいずれかに該当するテーマ
3 応募方法 発表テーマ、要旨(130字程度)、発表者の氏名・所属・連絡先を当協会技術普及部あてご連絡ください(Eメール、郵送又はFAX)。
4 申込期限 令和5年6月23日(金)
(注)応募多数の場合は当協会で選定させていただきます。
5 発表場所 テイアラこうとう(東京都江東区住吉2-28-36)
6 発表時間 発表25分+質疑応答10分(令和5年11月8日、大会2日目)
7 連絡先 〒136-0082東京都江東区新木場1-11-7
(一社)日本クレーン協会技術普及部 TEL:03-5569-1913
Eメール:satta@cranenet.or.jp FAX:03-5569-1916
 

労働安全衛生法に基づく各種免許試験の手数料の改正について

安衛試協発第331号の2
令和5年1月18日

一般社団法人 日本クレーン協会
会長 森下 信 殿

公益財団法人安全衛生技術試験協会
理事長 野澤英児

労働安全衛生法に基づく各種免許試験の手数料の改正について

 寒冷の候 時下 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日頃より、当協会の免許試験業務の推進にご協力を頂き厚く御礼申し上げます。
さて、当協会が、労働安全衛生法第75条の2第1項に規定する指定試験機関の指定に関する省令に基づき指定を受け実施している免許試験につきまして、今般、これらの免許試験の手数料にかかる政令(労働安全衛生法関係手数料令(昭和47年政令第345号)の一部を改正する政令が、令和5年1月18日に公布され、令和5年4月1日から施行されることとなったところです。この政令の適用につきましては、政令の施行前に受験申請の受付が開始された免許試験につきましては、施行後に実施されるものであっても、施行前の額で実施することとされたところです。
本件に関しましては、令和5年4月から配布する予定の「免許試験受験申請書とその作り方」において試験手数料改正について記載しているほか、当協会のホームページにおいても、別添1のとおり掲示しているところです。
また、別添2のとおり、掲示用の資料も作成いたしました。(当協会ホームページお知らせ欄からもダウンロードできます。掲示箇所等により適宜拡大等してください。)
つきましては、今般の免許試験の手数料の改正につきまして、広報誌への掲載等による周知広報にご協力頂きたく、お願い申し上げます。
今後とも、適正な免許試験の円滑な実施につきまして、引き続きご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

別途1 衛生管理者免許試験、クレーン・デリック運転士免許試験等の試験手数料の変更について

別添2 労働安全衛生法に基づく免許試験の試験手数料が変更されます

 

香川検査事務所徳島分室が令和4年5月18日から移転します。

 新しい所在地 徳島県徳島市徳島町城内6-38里理ビル2階202号室
 電話番号、ファックス番号、メールアドレスは変更ありません。

 

緊急事態措置区域として東京都が追加されたこと等を踏まえた職場における新型コロナウイルス感染症対策の徹底について

詳しくはこちら

 

職場 コロナウィルス感染症への感染予防、健康管理の強化について

詳しくは、こちら

 

日本クレーン協会の新型コロナウイルスに対するこれまでの対応

 日本クレーン協会においては、皆様に必要とされる性能検査、技能講習等を継続していくため、本部、支部、検査事務所における新型コロナウイルス感染症対策として職場における手洗い、咳(せき)エチケット等の徹底を励行する一方で、所内会議、本部主催の会議等については原則中止する措置を行い、業務の継続を図っております。さらに、在宅勤務、時差出退勤等の対応を行っているため、担当者と連絡が取りにくくなっていることをご容赦下さい。
 また、令和2年4月20日に公布・施行された厚生労働省令第87号で、クレーン等安全規則及びゴンドラ安全規則等が改正され、検査証の有効期間についての特例が設けられました。これは、クレーン・移動式クレーン等、ゴンドラの検査証について、有効期間内(令和2年4月20日~令和2年7月31日)に性能検査を受けることが困難であると都道府県労働局長が認めるときは、検査証の有効期間を、4月を超えない範囲内において延長することができるものですが、当協会では、これをクレーン誌及びホームページにて会員等に周知を図ることとしています。(詳細については、所轄都道府県労働局安全主務課(健康安全課又は安全課)にお問い合わせ下さい。ここをクリックすると通達(基発0420第2号)へ。)
 なお、支部で実施を計画している技能講習及び教習の実施については、会場の借上げが困難になった場合等は中止、延期することとしております。開催状況については、各支部にお問合せ下さい。
 

技能講習等の受講に際して活用できる助成金制度について

 日本クレーン協会の各支部で技能講習等を受講される場合には、厚生労働省で設定している助成金制度を活用して受講料等の助成を受けることができる場合があります。

 助成金の名称及び助成の対象となるコースなど制度の概要は次のとおりですが、制度の内容等については最寄りの都道府県労働局職業安定部職業対策課にお尋ねください。

 
(平成31年4月現在)

 

人材開発支援助成金

コース

建設労働者技能実習コース(旧建設労働者確保育成助成金)

事業場

人材開発支援助成金計画届を都道府県労働局に提出
(受講開始日の1週間前までに)
修了後、都道府県労働局に支給申請(受講修了後2ヵ月以内に)

受講者

特に手続きなし

助成対象

建設業を営む中小事業主等
受講に要した費用
(技能講習・特別教育・安全衛生教育すべてが対象。)

助成内容(受講料)

20人以下の中小建設事業主 :75%
21人以上の中小建設事業主 :35歳未満は70%、35歳以上は45%
建設事業主 :女性建設労働者は60%

助成内容(賃金)

20人以下の建設事業主  :7,600円/日・人
21人以上の建設事業主  :6,650円/日・人

定期自主検査実施のステッカーを貼ろう

クレーン等安全規則では1年以内ごとに1回、1月以内ごとに1回定期に自主検査を行うことを定めています。
当協会の支部では、厚生労働大臣が定めた定期自主検査指針に沿って、天井クレーン、移動式クレーン及び積載形トラッククレーンの定期自主検査者に対する安全教育を行っています。
また、当協会が実施した上記教育の修了者が、1年以内ごとに1回確実に年次の定期自主検査を実施したことを示すために、右図のステッカーを貼付することを広く呼びかけております。
定期自主検査者安全教育の申込み及びステッカーの購入については当協会各支部へ。

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政令・告示・通達・指針

最新告示、通達 こちら

講習会日程

日本クレーン協会各支部で開催している各種講習会 こちら