| 装置名 |
点検項目 |
解説/備考 |
| 1) 走(横)行集電装置 |
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走行及び横行距離全長に亘って確認する |
| ② |
トロリー線及び集電子の支持部材に変形や緩みがないか |
| ③ |
集電子(器)のリード線が緩みがないか |
| ④ |
感電防止設備の変形、損傷はないか |
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絶縁体の割れの有無なども確認する |
| ⑤ |
給電ケーブルにあっては給電ケーブルの架設状態に異常がないか |
| ⑥ |
ケーブル接続部の緩みはないか |
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ケーブルの絶縁被覆の損傷、ケーブルの案内機構の場合も確認する |
| 2) 機内配線 |
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配電盤等において各分岐回路ごとにかならず確認する(直近の測定値と較べる) |
| ② |
ペンダント押釦スイッチ(金属ケース製のもの)のアース線に断線や接続部の緩みはないか |
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| 3) 機器全般 |
| ① |
巻上、横行、走行用各ブレーキの作動に異常はないか |
| ② |
非常停止の機能に異常はないか |
| ③ |
巻上、横行、走行用各リミットスイッチの作動に異常はないか |
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| 無負荷時、負荷時のブレーキの効き具合などを確認する |
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| 非常停止スイッチを操作して確認する |
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| 各作動位置において確実に作動することを確認する |
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| ストライカの変形、損傷の有無についても確認する |
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| 特に、直働式リミットスイッチは振動の影響を受けやすい機構なので、作動状況を含めて確認のこと |
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| ④ |
コントローラまたはペンダント押釦スイッチの機能に異常はないか |
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コントローラハンドルの「進め」、「戻し」の動き及び「正転」「逆転」の動きなどを確認する |
| ⑤ |
巻上、横行、走行用各電動機の起動-運転-停止の動き及び振動、運転音に異常はないか |
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無負荷時、負荷時において各々全移動距離について確認する |
| ⑥ |
抵抗器のグリッドの亀裂、折損、グリッドの相互の接触、締付部分の緩みなどはないか |
| ⑦ |
配電盤内器具の取付部の緩み、配線の緩みはないか |
| ⑧ |
投光器やランプの落下のおそれはないか |
| ⑨ |
警報、信号装置の作動に異常はないか |
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感電防護板、柵などの変形、損傷の有無についても確認する |
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特に自立形の配電盤など |