これら労働災害のうち,天井クレーン等クレーンによるものは死傷者数762人(全死傷者数に占める比率47.8%。以下同じ。),死亡者数24人(全死亡者数に占める比率46.2%。以下同じ。),移動式クレーンによるものは死傷者数551人(34.6%),死亡者数16人(30.8%)であった。
また,クレーン等労働災害を業種別にみると,図のとおり,死傷者数では製造業が646人(40.5%)で最も多く,次いで建設業454人(28.5%),運輸交通業177人(11.1%)の順となり,死亡者数においては製造業が最も多く18人(34.6%),ついで建設業17人(32.7%),その他の事業10人(19.2%),陸上貨物運送事業6人(11.5%)の順となっている。 |